コーチングセッションの中で
「自分の本質を生かしたい」
というご要望が増えています。
キャリアについてやパートナーシップが多いです。
すべては自分を軸として動いているものばかりですから、
自分の軸をきちんとしっかりみつめなおせば、
自然とほぐれていくものばかりですので、
まずは「自分のこと」が最優先なのかもしれません。
いかに今まで「自分のこと」をおなざりにして、
他人の目や評価、社会常識を軸に生きてきたかということですね。
わたしも家族の中でプレッシャーをいろいろ感じていた中で、
どう自分らしく生きるかをいつも気にしていたので、すごくわかります。
破裂した結果が海外移住でしたけれど。笑
今ではその家族が何を感じていたか、
どうしていつも自分が反発していたのかすごくわかるし、
家族のこと、それに対して反発していた自分を認められるようになっています。
ライフワークはどうやったら見つかるか?
と聞かれるのですが、ライフワークは見つけるものではないと思ってます。
ライフワークは自分で動きながら「ああ、これかも」
と感じることによって徐々にわかっていくのです。
例えばわたしはコーチングやマインドコンサルは天職だと信じていますが、
これは今まで友人の相談にのったり、
仕事の中でいろいろ経験したことによって徐々にわかっています。
小さな雪のボールがだんだん大きく
なり、自分の手で押しながら大きくしている感じに近いのです。
だから興味があるのだったら、まずは身近なことから始めてみては?
私の例で言うと、
コーチングにちょっと興味があるからといって、
すぐ資格をとろうと勉強に走るのはナンセンスです。
(資格を取ってからやっぱり・・・と思うこともあるので。
資格を取った手前なんとか仕事にせねば、と縛られてしまうことも多いのです。)
急がなくても本当にやりたいことなら見つかります。
わたしはたまたま中学の時にひらめきましたが、
紆余曲折あっても、そこに落ちついているのは意味があります。
それまでの経験はまったくムダではなかったと断言できるからです。
(そのときにはわからなくてもふりかえるとね)
ライフワークかな、と判断するポイントはどこにあるでしょうか?
コーチングスクールで学んでいた時に、
こんな質問を受けたのです。
「それって、人から認められなくてもアキさんが好きなことですか?」
自分の好きなこととか生きがいを話すときに、つい出てきてしまうのが
「相手が喜んでくれるから」
っていうことがありませんか?
人が喜んでもらえるってだけで、やる気になりますよね!
わたしの場合もそうでした。
人に認められるとさらにやる気になるけれど、
人に認められるかどうかが「基準」となってしまうと
本当に好きなことがみえにくくなってしまいます。
やる気も相手次第になってしまうので、自分の軸と外れてしまいます。
子供のころ、楽しく遊んでいたことって、
「誰かが喜んでくれるから」でしょうか?
子供のころ、なりたいなあっていう将来の夢は、
「誰かに認めてもらうため」だけで選んでいたのでしょうか?
人から認められても認められなくても、自分がただ本当に好きなことか?
これがあなたの「やりたいこと」を知る一つのキーワードになりますよ。